2021/06/03 19:47

玉子とうふは、鶏卵と出汁と調味料だけで作るシンプルな食品です。
それだけに原料選びが大切ですが、昨今の市場に出ている玉子とうふは、消費者の望んでいない(必要のない)添加物が使用されているようです。
どんな添加物を使用しているか、ある一般的なメーカーの原材料表示を見て検証してみましょう。



まずは、家庭で作る玉子とうふ(茶碗蒸し含む)をイメージして下さい。
そこで上記の原材料表示を見ると、素朴な疑問がおきます。

「なぜ、水あめを入れているのに砂糖をまた入れるのか?」
「なぜ、玉子とうふをカロテン色素で着色するのだろう?」
「なぜ、玉子とうふにリン酸塩を使用しているのだろう?」

まだまだ「なぜ?」はありますが、特に「リン酸塩」は注意が必要です。
「リン酸塩」は、結着効果とか総合安定剤的効果として、メーカーにとっては便利な添加物であるため様々な食品に幅広く使用されていますが、消費者にとっては「新型栄養失調」とまで言われてミネラルを阻害する事例もあり、好ましくない添加物の一つと言われています。
(※コンビニエンスストアのセブンイレブンでは、ハム・ソーセージを使った食品からリン酸塩を排除する取り組みを行っています。)
原材料を厳選すれば「リン酸塩」のような添加物は一切必要ありません。

また、タンパク加水分解物や化学調味料で味付けしなくても、良い出汁と調味料があれば美味しい玉子とうふが作れます。

上記の表示によれば、鶏卵の次に多く使われている原料が食塩と表示されていますが、試食してみると甘くて不思議な味でした。
この味が玉子とうふ本来の味だと思い込んで慣れると、ちょっと怖いですね。

では、ちょっとPR。
私共の玉子とうふの原材料表示を見て下さい。


外国の表示にはよく見かける水の表示からはじめて、原材料の使用割合を%で示して、各調味料の原料も表示しました。

このような素晴らしい原材料を作り、供給して下さっているメーカーの方々をご紹介して、締めとさせて頂きます。

鶏 卵   セイアグリーシステム
濃縮だし  こんぶ土居
醤 油   チョーコー醤油
本格みりん 白扇酒造
純米料理酒 橘倉酒造